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『きく』ということ

きく人

「きくという字は3つあります。」
『きく力』という講座は、この言葉から始まります。
毎回そうです。よくもまぁ毎度同じ始まりだなって思います。
そして、漢字を3つ書きます。これも毎回同じ。

・「聞く」
・「聴く」
・「訊く」

で、大概の講座は「聴く」という単語に力を入れて進んでいくんだと思います。多分。
私もそういう授業をしていた時期がありました。
聴く力は本当に大切だと思います。

でもね、、大概持ってるんですよ。みんな。
コミュニケーション能力。
聴くチカラを持ってる。
今更勉強しなくても持ってるんです。
・・・ですよねーー?

そして、いろんな授業をしていて感じたのは、みんな圧倒的に「訊くチカラ」が足りないということ。
要するに質問能力が不足しているのです。
ヘタすると何がわかっていないかわからないという状態があります。
そんな状態なら、基本からちょっとずつ説明すれば、何がわからないのかがわかってきますが、一番タチが悪いのが、わかってないと思われるのが恥ずかしくて訊けないということ。プライドが邪魔しちゃって質問できないんですね。
恥ずかしながら、私にもあります。講師だから今更訊けない。いや、ホントにお恥ずかしいです。

質問しちゃえばラクなのにね。
わかっちゃえば、もっといろんなことが見えてくるのにね。

相手やそのことに興味を持てば、疑問は自然に湧いてくるのです。
それを素直に言葉にすればよいのです。
まずは、興味を持ってください。どんどん突っ込んでってください。
そして、どんどん質問してください。
チンケなプライドは捨てちゃってください。

訊くチカラがある人は、本当にコミュニケーション能力が高いと思います。
ということは、いい質問ができる人はデキる人ってことです。


今度お会いしたら、いろんな質問していいですか?